失敗しないハウスメーカーの選び方!メーカー選びのポイント3選!

HOUSE

こんにちは!

住宅営業歴13年のダイスケです!

これまでハウスメーカーを2社経験しました。

そんな私がこれから家づくりを始めたい方向けに

役立つ情報を発信していきます。

 

✔読者が抱える悩み

これから家づくりをはじめていきたいがどうすればいいか分からない。

失敗しないハウスメーカーの選び方を教えてほしい

ハウスメーカー選びのポイントとは

✔この記事を読んで得られるメリット

これを読めば失敗しないハウスメーカー選びのポイントをつかめます。

希望や予算に合ったハウスメーカーを選べます

 

✔本記事の信頼性

大手ハウスメーカーで営業歴13年の住宅営業マンが解説

年間100件以上の展示場来場者にヒアリングをした結果を元に解説

 

✔結論

ハウスメーカーの選び方には大きく2つの入り口があります

①近くの住宅展示場に行ってみる

②相談窓口に相談する

 

2つの入り口の違い

メリット、デメリットを解説

 

①近くの住宅展示場に行ってみる

こちらの方法は一番ポピュラーな方法です。

メリット

実際の建物を見学できますし、その場で営業マンに分からないことや悩みを質問できます。

その場で解決できることが多いことと次に何をすればいいか道しるべを示してくれます。

デメリット

一般的に住宅展示場を見学する際に平均的に4~5社の展示場を見学する方が多いです。

その際に必ず来場アンケートを求められます。

そうすると後日イベントの案内や商談の機会を営業マンからしつこく求める電話やメール、

訪問を受けることもあります。

 

②相談窓口に相談する

こちらの方法は最近増えてきたハウスメーカーを選ぶ際の検討方法の一つです。

メリット

上記のデメリットで挙げた営業マンからのアプローチをある程度回避できます。

自分のペースである程度商談を進められますので

人から勧められるとなかなか断れない

訪問や電話がわずらわしいと思われる方にはおすすめです

デメリット

入口の段階で検討する会社を制限されます。

すべてのケースでデメリットとは言えないかもしれませんが、実際に建物を見たり

そこで話を聞いたりすれば本当は気にいるかもしれなかった会社がそもそも検討候補にすら

入らない可能性があります。

相談窓口の担当者は住宅のプロではありませんのでお客様の潜在的なニーズまでは汲み取ることが

できないからです。

 

上記の2つはあくまでも入り口段階での違いで商談が進めば出口はどちらも違いはありません。

そこで、直接住宅展示場に行くにしろ、まずは相談窓口に相談するにしろハウスメーカー選びに

失敗しないためにおさえておくべきポイントを3つご紹介します。

 

 

1.予算から検討可能な住宅会社を選ぶ

・住宅選びにおいて予算の把握は超重要

何か買い物をされるときに手に取った商品が気に入ったら次に値札を確認しますよね。

住宅購入も同様で価格面はメーカーを決める際の重要なポイントになると思います。

ただ実際は生活用品とは違ってお財布からその場で現金を支払うわけではありません。

大半の方は住宅ローンを利用します。

つまり、月々いくらの支払いになるか。

ボーナス払いを併用するか。

35年間支払い続けることが可能か。

以上のようなポイントを押さえておく必要があります。

 

・予算の把握は3つのコストに注意

 

もう一つ住宅の予算を検討する上で重要なポイントがあります。

それは支払いは住宅ローンだけでは終わらないという点です。

どういうことかというと

毎月かかる住居にかかる固定費は住宅ローンの他に光熱費や賃貸の時はかからなかった

固定資産税という税金などがかかります。

また、賃貸の時は例えば給湯器やキッチンなど設備が老朽化して修理、

交換が必要な場合は基本的にオーナーが負担してくれます。

外壁等の塗り替えなども同様です。

しかし、住宅を購入した後は当然ですがこれらの費用はあなたが負担することになります。

今までは毎月の家賃だけ払っていればよかったのが毎月の住宅ローンの他に定期的に

必要になる住宅の維持管理に必要になるメンテナンス費用等も考えておかなければなりません。

ただ、光熱費に関しては賃貸の時よりも安く済む場合もあります。

理由としては住宅の断熱性能が高いこと

太陽光発電や蓄電池によって光熱費が安く抑えられることなどが挙げられます。

つまり

  • 住宅ローン
  • メンテナンス費
  • 光熱費

これら3つの住宅にかかるコストを踏まえて検討する必要があります。

 

 

2.建てたい家のイメージから理想を叶えやすいメーカーを選ぶ

 

実は住宅の間取りや外観、インテリアの提案はハウスメーカーによって得意不得意があることを

ご存じでしょうか?

 

例えば、洋風の外観が好みの場合、木造住宅でも2×4構造のメーカーの方が得意だったりします。

和風の外観でしたら在来工法、フラット屋根のモダンな外観なら鉄骨造やRC造というような

感じです。

理由としては2つあって

1つは構造と屋根形状や開口部の取り方などの相性がいいからです。

2つ目の理由はそのハウスメーカーが構造上のメリットを理解し、

その特性に合った商品ラインナップを持っているからです。

 

結論、この構造だからこの外観や内装は実現できないということはほぼ無いですが、

相性の良くない構造やメーカーに依頼すると特注部材が増えたり、普段作り慣れない建て方の場合

コスト的にも割高になってしまうケースもあります。

 

もし、現時点で建てたい家のイメージが明確にあってその優先順位が高ければ

それを最初に伝えて理想が叶いやすいか相談するといいかもしれません。

 

3.こだわりの性能、品質からメーカーを選ぶ

 

ハウスメーカーを選ぶ際に重視した項目として住宅の性能は断トツの1位の項目として

挙がっています。

 

そこで住宅の性能を比較する指標として以下の5つを挙げました。

 

①断熱性

 

家の中での快適さを表す指標として断熱性能があります。

夏涼しくて冬温かい家に住みたいですよね。

その性能を表す数値として

Q値

C値

UA値というものがあります。

ここでは詳細の説明は省きますが簡単にそれぞれの言葉を説明すると

 

Q値=熱がどれくらい逃げにくいか

C値=その家にどれくらいすき間があるか

UA値=熱量がどれくらい外に逃げやすいか

 

ということになります。

少し前までは断熱性能を測る数値としてQ値、C値が主流でしたが最近はUA値が主流と

なっています。

理由としてはその住宅が省エネルギー基準で示されるどの区分に該当するかを判断するための

根拠となるからです。

 

少しイメージがしづらいですね。

ここは言葉の意味を理解しようとするより、断熱性の基準として上記のような数値で表すのか、、、

ぐらいでいいと思います。

 

住宅メーカーを比較する際に断熱性能を比較する基準としてUA値のモデルケースの値を

聞いてみるのがいいかもしれません。

 

しかし、実際にお客様に説明する側の立場でお話しすると、こういった数値にこだわりすぎても

あまり意味がありません。

コンマいくつの数値の違いというのは正直体感してもその違いはほとんどわからないからです。

 

おススメの方法としてはある程度の大きさのハウスメーカーになると宿泊体験や製造工程を

見学できる工場見学ツアーなどがありますのでそちらを利用して実際に体感してみるのが

いいと思います。

また、少し裏話になりますが実例の見学会やモデルハウス見学の際に

部屋の中の快適さ(暑い、寒い)を体感した後にその時のエアコンの稼働台数や

設定温度を確認するのが一番住み心地の面では参考になるかもしれません。

 

②耐震性

 

住宅の耐震性は地震大国日本においてハウスメーカー選びの最重要項目と言っても

過言ではないのではないかと思います。

実際に全国各地で地震が発生し、多大なる被害をもたらす中、

住宅展示場で接客させていただく際にもお客様から質問いただく項目として上位に入ってきます。

 

住宅の耐震性能を比較するポイント

(1)過去の地震による倒壊実績

(2)繰り返しの地震に耐えられるか

(3)地震被害の後にどれくらいの補修費用がかかるか

以上の三つを比較するのがいいかと思います。

地震に関しては各ハウスメーカーがいろんな数値データや実際に地震被害に遭った家の写真等を

提示してくると思いますが大半が一般のお客様には分かりにくい内容だったり、

部分的なシーンを切り取ったものだったりします。

また、住宅展示場を見学しているとどこのハウスメーカーも弊社の住宅は大きな地震の後も

全壊半壊は1棟もありません。

というような説明をしてくるのを聞いたことがある方も少なくないと思います。

その時に上記(2)(3)の質問をしてみてください。

返答の仕方にかなり違いがあると思いますwww

一番大切な部分だからこそ親身に分かりやすく説明してくれる会社や

営業マンを選ぶのが安心できるポイントだと思います。

 

③耐久性

 

意外とお客様が重要視していないのが住宅の耐久性になります。

ただ、個人的にはこの耐久性がハウスメーカー選びの一番のポイントだと思います。

理由としては住宅の耐久性=住宅の寿命であり、コスパを図るうえで大切になるからです。

一つ例を挙げます。

2000万円で20年住める家と

3000万円で50年住める家

あなたならどちらを選びますか?

もちろん現在の年齢や家族構成、その他さまざまな環境因子によるため一概には言えません。

では少し考えやすくします。

 

仮にあなたが30歳で日本人の平均寿命から考えてあと50年生きるとするとどちらの選択が

より自分のため家族のためにベターな選択だと思いますか?

こうすると答えは出やすいかと思います。

 

ただ、実際に営業の現場においてはこの耐久性の違いをローコスト系の営業マンが

語ることはほとんどありません。

単純な価格競争に持ち込もうとするためお客様が判断を誤って2000万円の家を

選んでしまう事例が非常に多いのも事実です。

しかも「住宅ローンに追われたくない」「将来のお金に関する不安が大きい」と言われる方ほど

2000万円の家を選んでしまいます。

これでは本末転倒ですよね。

みなさんの生活の中で住宅以外にもいろんなお金がこれからかかるというのは事実で

だからこそ購入する家の価格とその家どれだけもつか。

維持管理にどれくらいのお金がどういったタイミングでかかってくるかを押さえておくことが

重要です。

 

④アフターサービス

 

 

ここも住宅購入前のお客様にとっては目が向きにくいところです。

よく住宅業界では『建てるは一瞬、住むは一生』といわれますが、実際に住宅購入を検討する期間は

早い方で1~3か月、長い方でも2~3年ほどではないでしょうか。

しかし、いったん建てた家に住む期間はというと30年~50年ほどになります。

ここで大切になってくるのがこのアフターサービスの体制です。

大手のハウスメーカーでいうとこのアフターサービスの体制をきちんと整えている会社も

ありますが、地場の工務店や中堅ビルダーになると現場監督が兼任していることが大半です。

そうすると生活する中でなにか不具合が起きた時に対応してくれるスピードや施工の品質、

費用の掛かり方が違ってきます。

また、災害時に迅速に対応してくれるかどうかもこのアフターサービスの部署にかかってきます。

購入後使用期間が圧倒的に長い家だからこそハウスメーカー選びの重要ポイントとして

このアフターサービスの体制が重要になってきます。

・アフターサービス専門の部署として存在するか(電話対応だけではない)

・自分が住んでいる地域でどのくらいの人員が配置されているか

・アフターを依頼してからの対応スピード、費用がかかるか

等はおさえておいたほうがいいと思います。

 

⑤保証

 

最後に保証についてです。

保証については日常生活において電化製品などを購入する際によく聞かれるかと思います。

住宅についての保証は以下の項目がメインになります。

  • 構造躯体(住宅の基礎、柱、梁等)に関する保証
  • 雨水の侵入を防止する部分(屋根やバルコニー等)に関する保証

 

ちなみに電化製品であればA社、B社、C社といくつか会社があったとしても

その保証期間や内容は大きくは変わりませんが、住宅の場合は違います。

2004年から施行された住宅の品質確保の促進等に関する法律、

いわゆる品確法によって最低10年間は保証を付けることが法律によって義務化されています。

しかし、住宅ローンは一般的に35年間借りて、住む期間は50年、60年となる住宅において、

この保証期間10年は長いと思いますか?短いと思いますか?

何か問題が起きた時に構造、防水に関しては莫大な費用がかかります。

 

だからこそハウスメーカーはこの保証期間を住宅ローンの返済期間と同等の30年間延長できる

システムを持っている会社もあります。

また、自社の商品に自信がある会社は子供の代、孫の代まで資産として引き継げるように

60年以上保証を延長できるシステムを持っている会社もあります。

ここがハウスメーカーと工務店、ハウスメーカーごとの住宅の性能を見分ける

本音の部分だと思います。

ハウスメーカーのうちの会社は安心ですというさまざまな話術に惑わされず、

本音の部分でどれだけ自社商品がもつかを一発で見分ける方法です。

ぜひ一度各メーカーの営業マンがいろんなセールストークをしてきた後に聞いてみてくださいwww

 

まとめ

上記、3つの項目がハウスメーカー選びの重要ポイントになります。

失敗しない家づくり、満足度の高い家づくりを実現するためには押さえておくべき項目が

たくさんあります。

なかなか大変ですよね。

こういった話を予備知識が無い状態で聞いてしまうとそのハウスメーカーの担当者に

うまく乗せられてしまい、あなたが本当に叶えたかった理想の家づくりにならない

ケースも考えられます。

そんな不幸な家づくりにならないためにこれから家づくりを始める方に

少しでも参考になるようなブログを書いていきたいと思います。

家づくりはその家族にとって人生の一大イベントです。

当然ですがワクワクしながら楽しんで進めていくものだと思います。

 

 

そんなご家族の一助になれば幸いです。

これからの記事を楽しみにしておいてください。

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